賃上げ交渉(対組合)から筆者の社長業がスタート。
交渉といっても、組合側は上部団体の指示・決定をまち、
社内の団交の議論は互いにかみあわない。待っている従業員は途方に暮れるだけ。
当時、専門書で貴重だった弥富賢之著「合理的賃金の決め方」(当時本田技研に導入で知られていた)を読んでいたが、、しかし実践を通し経験を欠いていた。
・組合や会社幹部もまた、賃金について展望はない。
・そんな時、偶然、商工会議所の講習会で「給与は仕事で決める」の話を聞く機会が出来た。
・この問題を根本的に解決するには、「仕事で給与決定する」・・・。
・これしかない!! と瞬間ひらめいた。
・これしかない!! と瞬間ひらめいた。
・これが、その後、経営者として取り組む「仕事で給与決定・経営を変える」の、すべての始まりだった。
さっそく
・社員一人ひとりから仕事を集める。彼らからやっている仕事一つひとつ聞き出す。
・職務遂行能力や執務態度にまとめ、文章一つひとつを
・経営者、管理職、組合執行部の二日がかりの全体会議で読み上げていく。
・間違いがないか、みんなで検証する。
・この仕事を使って、一人ひとりの給与が決まってくるからだ!!
・もはや燎原に放たれた火のごとく、この企てが広がっていく、これを、誰も、誰もとめることはできなかった。
給与決定の問題は、これで決着、社員や組合との関係は一変してしまった。
社内の組合執行部も総務部長をバックアップする、仕事で給与を決める新体制が出来上がつてしまった。
提言1
仕事の作成方法の革新!!
仕事の作成方法の革新!!
・「仕事とは、こういうものだ」と決め付けられない。
・「太郎さんも、次郎さんもみんなそれぞれやっている仕事とはこうだ」
・このほうが、より身近で、なじみが深く、何よりもわかりやすい。
・こうして、何よりも個人個人の自覚を引き出し、
・そこに個人の意志を入れることができる。
・自覚・意志はともに創造のもとからだ。
・役割責任やコンピテンシーは、その人の仕事でなくて、世間一般例を使って作成しているようだ。
・それで果たして、個人の自覚や意志が引き出せるだろうか?
提言2
今では、ワークフローを使ってみんなこれができる!!
新しいワークフローの新しい使い方の提言・・・。
1 社員一人ひとりから・・・仕事一つひとつ聞き出す
・社員一人一人がM1課業を提出、社内のコンサルタントを選任、
・彼らが中心に仕事を分析、評価してC1職能要件書やC2職務分類表に纏めさせる。
・社員は、出来上がった職務分類表から自分の仕事10個を選び、
・自分の等級を計算し、M2個人等級格付け計算申請書を上司に送信する・・・これで終了。
2 経営者、管理職、組合執行部の二日がかりの全体会議で読み上げ・・・検証する、
・これがこのワークフローでできる・・・・。
・社員の仕事のレビュー依頼をする。
・チーム全体で2a感想を入力・・・送信する・・・レビューを終了。
・部署全体で2b感想を入力・・・送信する・・・レビューを終了。
・社員は2x感想に対応し、終了を判断する。
0 件のコメント:
コメントを投稿